千葉一団の沿革

昭和32年、千葉市教育委員会指導の下、市内に千葉1団~8団が同時期に発団いたしました。千葉1団は団委員長を市教育委員会勤務の小林典俊さんと して、 隊本部を白旗におき、白幡、鵜の森、松ヶ丘を中心に発団いたしました。当時は少年隊(今のボーイ隊)だけでしたが、第2回日本ジャンボリー(滋賀県饗庭 野)、第3回日本ジャンボリー(静岡県御殿場)、第4回日本ジャンボリー(岡山県日本原)にも参加しました。昭和37年には年少隊、少年隊、年長隊もで き、それぞれに活動していました。

昭和43年にスカウト活動を経験した3名の青年指導者が当時の実修所の少年隊課程、年少隊課程に参加し ま した。実修所を終了した青年指導者達が当時の団運営の現状に疑問を抱きました。団委員長とも議論をしましたが受け入れられず、結果的に年少隊(カブ隊)指 導者2名、少年隊(ボ-イ隊)指導者3名が新しい理想に近い団を作ろうと話し合い千葉1団を退団し、翌年昭和44年に大宮団地、仁戸名、川戸地区に年少 隊、少年隊を作ることを目指してまずは青年隊(ローバー隊)だけで千葉15団が発足しました(県内地域団としては未だに他に例が無い)。結果的に旧1団は 休眠状態となりました。そして翌昭和45年4月には千葉15団年少隊、少年隊が発隊しました。

以来スカウト数がどんどん増加し、昭和54 年4月にはカブ隊2隊、ボーイ隊2隊と膨れ上がり、1個団としての活動も難しく2個団に分封することになりました。旧千葉1団団委員長の承諾を得て松ヶ 丘、白旗、仁戸名、川戸地区、更にはおゆみ野地区も含め新千葉1団が復活、再発足致しました。その後も千葉1団と15団は兄弟団として同じ色のネッカチー フを使用しながら現在までお互い協力しながら活動を続けております。最盛期にはブラスバンド隊も保有し日本ジャンボリー大会でも演奏をしたり、コンサート を開いたりした時期もありました。そして再発足した千葉1団は平成21年、発団30周年を迎えるに至っております。(文責 野村)

hist01
S35 8月 県大会 佐倉城址
hist02
S37 アジアジャンボリー
S38 8月 鷲班 御殿場キャンプ
S38 8月 鷲班 御殿場キャンプ
S40 年長隊 山中野営場
S40 年長隊 山中野営場
S40 8月 一宮 鳴山キャンプ
S40 8月 一宮 鳴山キャンプ
S40 松ヶ丘キャンプ
S40 松ヶ丘キャンプ
S42 8月 年少隊 西湖
S42 8月 年少隊 西湖
S42 9月 年少隊 加曾利貝塚
S42 9月 年少隊 加曾利貝塚